自然の恵み |
お客様や電話での問い合わせで
出汁(だし)のことについて聞かれます。
菜食料理
動物性は使わないといいながら出汁は動物性を使う?
お店があるとのことです?
お店により主義、方針がありますね。
茶倉の基本は
北海道道南産 真昆布
国産(北海道産) 大豆
国産(産地各所) 干し椎茸
これらを使い出汁をひいています。
寸胴に水を入れ(10リットル)
昆布200グラム
干ししいたけ5,6個分
大豆フライパンで乾煎り50グラムを入れ、一晩冷蔵庫で寝かせ
翌朝火にかけ、60度前後をキープしながら30分~60分煮出して
これを一番出汁としてつかっています。
こちらは料理全般、汁、炊き込みご飯、調味液(出汁醤油、三杯酢など)のベース
につかいます。
煮出汁時間に差があるのは、昆布や水、気温によって毎日条件がちがってくるので、
色や味で時間はきめます。
出がらしに、さらに水や野菜屑を入れ、煮だした物を二番出汁
としています。
煮物、おひたし、野菜の浸し汁、お年寄り向けの味噌汁のだしに少し混ぜたり、
水溶き片栗粉、くず粉などにつかいます。
原発の事故以降、
同じ海藻類の東北産物がなくなったりしています。
菜食を通じて自然(大自然、自分自身)との和合を考える。
明日11日(土)定休日です。宜しくおねがいします。