以前茶倉の出汁について
投稿させていただきました。
茶倉での出汁のとり方をそのまま
投稿しましたが、
一般家庭では難しいと思われる
箇所がありましたので
再投稿します。
材料
昆布40グラム
北海道産大豆適量
(そのままでもいいが、から煎りすると大豆の生臭さがでず,風味がいいです。)
国産原木干し椎茸適量
切干大根適量
水2リットル
※分量、材料は原価、手間、
仕入れなどのバランスでこの内容にしました。
鍋に水をいれてすべての材料をいれる。
そのまま冷蔵庫に入れ一晩おく。
朝(6~8時間後でしょうか)そのままつかえます。
これは水出しの出汁。
水出しでいい場合は、中の具材をとりだしてください。
そのままにしておくと昆布からぬめりがではじめます。
取り出した具財は切り刻んだりして、他の料理にしてください。
味をみて物足りない方は
冷蔵庫からだしたものを
火にかける。〔強火が10として3くらいの火加減。)
しばらく15~20分くらいじっくり温度を上げていくと、
なべの表面に少しずつ泡がたってきます。
ここで少し火を弱めてください。
なべの表面の泡がなくなりそうな・・・
少し泡がある状態。
火加減は強火が10として2ぐらいの状態
その状態を保って40分くらいじっくりと
素材の旨みを水にうつしていきます。
時間がきたら静かにこしてください。
茶倉式精進一番出汁です。
時間通りではなくても
味をみてご自身が「よし!」となれば
OKです。
若干、灰汁(あく)のようなものがでてきますが。
ほっておいてください。
この段階での
灰汁(あく)は旨みの一部です。
ざるにこしたものは
佃煮などに。
茶倉ではさらに
こしたものに
水をいれ火にかけ
徹底的に煮出します。
うすーい昆布香がするものができあがります。
茶倉式二番出汁です。
葛や片栗粉の水溶き用につかったり。
少し昆布をいれ(さし昆布)
調味料をいれ浸し物の地にしたり。
一番出汁があまったら、火にかけます。
ぐらっと沸いたら火からおろして
冷めたら冷蔵庫に入れてください。
家庭でしたら冷蔵庫で1、2日もちます。
少しの手間ですが
おためしください。